Trip.comでホテルや航空券を予約する際、「キャンセル保証」のチェックボックスをどうすべきか迷ったことはありませんか?せっかくの旅行も、急な体調不良や交通機関のトラブルで行けなくなるリスクはゼロではありません。
結論から言うと、Trip.comのキャンセル保証は、特定の理由であればキャンセル料を最大100%カバーしてくれる非常に強力な味方です。 ただし、何でも返金されるわけではありません。
本記事では、公式サイトの情報をベースに、損をしないための適用条件や注意点をプロの視点でわかりやすく解説します。
Trip.comのキャンセル保証とは?

予約時にしか入れない!キャンセル保証の仕組み
この保証は、予約を確定させる決済画面でしか加入できない「一期一会」のオプションです。予約完了後に「やっぱり不安だから後から追加したい」と思っても不可能です。
保証料は予約金額に応じて変動しますが、数千円の支払いで数万円のキャンセル料をカバーできるため、特に「返金不可プラン」を予約する際には非常にコスパの良い安心材料となります。
保証が適用されるおもな理由
この保証が適用されるには、客観的な証明が必要です。代表的な理由と必要書類をまとめました。
| 補償対象となる主な理由 | 必要となる書類(一例) |
| 本人または親族の急病・怪我 | 医師の診断書(旅行不可の明記があるもの) |
| 公共交通機関の運休・欠航 | 鉄道や航空会社が発行する運休・欠航証明書 |
| 住宅の火災・自然災害被害 | 自治体や消防署が発行する罹災証明書 |
| 裁判所からの召喚 | 裁判所が発行した召喚状の写し |
Trip.comキャンセル保証の返金プロセス

1.申請のタイミングは「発生から14日以内」が鉄則
トラブルが発生して旅行をキャンセルしたら、すぐに申請準備に取り掛かってください。公式サイトでは、原因となる事由が発生してから14日以内にオンラインで申請を行う必要があります。
この期限を1日でも過ぎてしまうと、どれほど正当な理由があっても保証の対象外となってしまうため、スマホのリマインダーに登録しておくほど重要なポイントです。
2.診断書は「原本」の保管を忘れずに
Trip.comの専用ページから画像アップロードで行えますが、審査の過程で書類の不備を指摘されたり、追加情報を求められたりすることがあります。
特に医師の診断書は「旅行が困難であったこと」が明記されている必要があります。審査が完了し、実際に返金が確認できるまでは、念のためすべての書類の原本を手元に大切に保管しておきましょう。
3.審査完了から返金まではどれくらいかかる?
書類がすべて受理された後、審査には通常数営業日〜数週間を要します。承認されれば、基本的には予約時に利用したクレジットカードや決済手段を通じて返金されます。
銀行振込のように即日着金するわけではなく、カード会社の締め日によって1〜2ヶ月後の明細に反映されることもあるため、気長に、かつ確実に明細をチェックするようにしてください。
Trip.comキャンセル保証が「適用外」になる3つのケース

1.「一身上の都合」や「予定変更」による自己都合
最も多い誤解が「保証に入ればどんな理由でもキャンセルできる」というものですが、これは間違いです。「仕事が忙しくなった」「やっぱり行く気がなくなった」「別のホテルに変えたい」といった自己都合は対象外です。
あくまで「予期せぬ不可抗力」によって旅行が不可能になった場合のみ補償されるという点を理解しておきましょう。
2. 既往症(加入前からわかっていた病気・怪我)の悪化
予約(保証加入)時点で既に発症していた病気や、受けていた治療が原因でキャンセルする場合も、基本的には保証の対象外となります。
例えば、持病の定期的な通院や、加入前に告知されていた手術のために旅行を中止しても、それは「予期せぬ事態」とはみなされません。あくまで「健康な状態だった人が突発的に倒れた」場合などが対象です。
3. 交通機関の単なる遅延(運休や大幅な遅延を伴わないもの)
「電車が5分遅れて乗り遅れた」程度の軽微な遅延は、自己責任の範囲とみなされます。保証の対象となるのは、台風や事故による「運休」や「長時間の運行停止」など、代替手段が著しく困難な場合に限られます。
単なる乗り遅れをカバーするものではないため、移動時間は余裕を持って計画することが、保証以前に最も大切な防衛策となります。
【比較】キャンセル保証はどんな人に必要?

保証料を払ってでも加入すべきケース
小さなお子様連れや高齢者の方との旅行、または台風シーズンの沖縄・離島旅行など、「キャンセルする確率が物理的に高い」場合は加入を強くおすすめします。
特に、直前までキャンセル料が100%かかる「返金不可プラン」を利用する場合、この保証代金は数千円の安心料として非常に安価な投資と言えるでしょう。
逆に加入しなくても良いケースの判断基準
そもそも「前日までキャンセル無料」のプランを予約している場合は、この保証に入る必要性は低いです。なぜなら、ホテルの規定で無料でキャンセルできるため、保険を使う出番がないからです。
また、数千円の格安ビジネスホテルなど、キャンセル料そのものが少額で、万が一の際もダメージが少ない場合も、無理に加入する必要はないでしょう。
Trip.comのキャンセル保証のよくある質問

Q1:予約完了後にあとからキャンセル保証だけ追加できますか?
A:いいえ、できません。
キャンセル保証は予約手続きと同時に申し込む必要があります。決済完了後に「やっぱり不安」となっても追加はできないため、予約時の判断が重要です。
Q2:宿泊者本人が病気になった場合、同行者の分も保証されますか?
A:はい、対象となります。
同一予約に含まれる同行者であれば、代表者の病気等に伴う一括キャンセル時に保証が適用されます。ただし、別々に予約している友人の分などは対象外になるため注意が必要です。
Q3:台風での飛行機欠航は保証の対象になりますか?
A:はい、対象になります。
公共交通機関の運休や運行停止は、代表的な補償事由の一つです。航空会社発行の欠航証明書を取得して申請してください。
Q4:Trip.comのコインで戻ってくるのですか?
A:いいえ、原則として現金(元の支払い方法)で返金されます。
クレジットカード決済ならカードへの返金となります。独自ポイントでの返金ではないため、実質的な損失をしっかりカバーできます。
Trip.comのキャンセル保証でリスクに備えよう

Trip.comのキャンセル保証は、「返金不可プラン」というリスクを「安心」に変えてくれる優れたツールです。 特に、自分の力ではどうしようもない病気や災害に対して、支払った代金が戻ってくるメリットは非常に大きいです。
ただし、以下の3点は必ず覚えておきましょう。
- 予約時にしか入れない
- 自己都合は対象外
- 14日以内に証明書を添えて申請する
この記事が、あなたの賢い旅行予約の参考になれば幸いです。