「Trip.comで予約したあとに、他サイトでもっと安いプランを見つけてしまった…」
こんなとき、Trip.comには差額を補償する「最低価格保証(ベストプライス保証)」があります。
ただし、申請には24時間以内という期限や、条件が合わず却下される可能性も。時間もお金も無駄にしないために、この記事で確実に審査を通すための具体的ステップを解説します。
Trip.comの最低価格保証(ベストプライス)とは?

差額を補償する親切な制度
Trip.comの最低価格保証は、予約完了後に他の予約サイトでより安い料金を見つけた際、その差額をユーザーに還元するサービスです。
旅行予約において「後から安いサイトを見つけて損をした」という心理的ハードルを下げるための強力な守りとなります。対象となるプランには、予約画面に「最低価格保証」のアイコンが表示されているため、予約前に必ずチェックしておきましょう。
返金は「現金」か「Trip Coins」
審査が承認された際の還元方法は、主に2パターンあります。1つはクレジットカードなどの決済手段への直接返金、もう1つは次回以降の予約に100枚=約1ドルとして使える「Trip Coins」での付与です。
Trip.comの最低価格保証の条件をチェック

審査に通るかどうかの生命線は、「比較対象が完全に同一か」に尽きます。以下の表で、ご自身のケースが当てはまるか確認してください。
| 比較項目 | 承認される条件(OK) | 却下される条件(NG) |
| 部屋・プラン | 広さ、ベッド数、朝食の有無が全て一致 | 「部屋は同じだが朝食なし」などの微細な差 |
| キャンセル規定 | 「3日前まで無料」など期限が完全に一致 | 他社の方が条件が良い(例:前日まで無料) |
| 表示価格 | 税金・サービス料を含んだ「最終支払額」 | 税抜価格や、会員限定の割引適用後の価格 |
| 通貨単位 | 同一通貨(日本円なら日本円同士) | 為替レートを介した他通貨との比較 |
| 申請期限 | 予約確定から24時間以内 | 24時間を1分でも過ぎている場合 |
見落としがちなのが「キャンセル規定」です。他社の方が「より直前まで無料でキャンセルできる」場合、Trip.com側は「あちらの方が条件が良いから安くて当然」と判断し、却下される原因になります。
Trip.comのベストプライスに適用される3つの条件

1. 部屋タイプ・朝食・アメニティまで完全に同一
単に「同じホテル」であるだけでは不十分です。部屋の広さ、ベッドの数、朝食の有無、さらには「高層階確約」といった条件まで、一文字でも異なると「別商品」とみなされます。
海外ホテルの場合、サイトによって部屋の呼称が異なることが多いため、詳細な説明文まで読み込んで一致を確認しましょう。
2. キャンセル期限の日時まで一致している
もっとも審査落ちが多いのがこの項目です。「返金不可」のプラン同士であれば問題ありませんが、「◯月◯日まで無料キャンセル可能」というプランの場合、その期限が1分でも異なると比較対象外に。
また、現地決済(ホテル支払い)と事前カード決済を比較することもできません。支払いタイミングとキャンセルポリシーは、価格以上に厳格にチェックされるポイントです。
3. 誰でも予約できる内容であること
保証の対象は、ログインしなくても確認できる「一般公開価格」に限定されます。会員限定のシークレットセール、メルマガ購読者限定の割引、初回限定クーポン適用後の価格などは、特定の個人に向けた価格であるため比較対象になりません。
他サイトで安い価格を見つけたら、一度ログアウトするか、ブラウザの「シークレットモード」で開き直して、誰でもその価格で見られるかを確認してください。
Trip.comの最低価格保証の申請手順3ステップ

ステップ1:予約から24時間以内に他社の安値をスクショ
他社サイトで安い料金を見つけたら、即座にスクリーンショットを撮りましょう。必要な情報は「ホテル名」「宿泊日程」「部屋タイプ」「キャンセル規定」「税・サービス料込みの最終支払額」です。
スマホ画面に収まらない場合は、PCで全体を撮影するか、スクロールして複数枚に分けて保存してください。この際、URLが写っていることが必須条件です。
ステップ2:アプリまたは公式サイトの専用フォームから申請
次に、Trip.comの予約詳細画面にある「最低価格保証を申請」ボタンをクリックします。専用フォームに、比較対象としたサイトの名前、URL、そして保存したスクリーンショットをアップロードします。
入力ミスがあると審査が遅れるため、金額の入力には注意を払いましょう。予約から24時間を過ぎるとボタン自体が消えてしまうため、スピード勝負です。
ステップ3:審査結果を待つ
申請完了後、通常であれば数営業日以内に審査結果がメールで届きます。承認された場合、差額が決済カードへ払い戻されるか、Trip Coinsとしてアカウントに付与されます。
もし「却下」の通知が来た場合は、理由が詳しく記載されています。納得がいかない場合は追加の証拠を送ることも可能ですが、条件の不一致(キャンセル規定の差など)が理由であれば、覆すのは難しいのが現実です。
Trip.comのベストプライスはなぜ却下される?

ログイン後の会員限定セール価格と比較している
Booking.comなどの「会員限定価格」を証拠に送っても、まず通りません。審査担当者はログアウト状態で確認するため、ログインが必要な価格は「存在しないもの」として扱われます。
また、ポイント即時利用による割引後の価格もNGです。あくまで、検索結果にそのまま表示される「素の価格」で勝負する必要があります。
スクショに「URL」「現在時刻」「最終支払額」が不足している
不備として多いのが、情報不足のスクリーンショットです。特に「最終支払額」が重要で、予約確認画面の一歩手前、税金やサービス料が加算された後の金額が映っている必要があります。
また、その価格が「今現在」有効であることを示すために、デバイスの時刻設定やURLバーも一緒に写し込みましょう。情報が欠けていると、その時点で「確認不能」として即却下されます。
そもそも「最低価格保証」アイコンがないプランを予約している
これは申請前のミスですが、Trip.comのすべてのプランが保証対象なわけではありません。特に格安の「返金不可プラン」や一部の特別セール品には、最初から保証アイコンがついていないことがあります。
アイコンがないプランは、どれだけ他社との価格差があっても申請権利がありません。予約ボタンを押す前に、必ずアイコンの有無を目視で確認する癖をつけましょう。
ベストプライスが対象外だった場合の代替案

1.新しい予約を確保してから取り直す
申請が通らなそうで、かつ予約が「キャンセル無料」の期間内であれば、思い切って他社で予約し直すのが最速の解決策です。
ただし、「先に他社で予約を完了させ、Trip.comをキャンセルする」という順番を死守してください。先にキャンセルしてしまい、タッチの差で満室になったり、他社の価格が高騰したりするリスクを避けるためです。
2.Trip.comの「価格アラート機能」で自動値下げを待つ
他社サイトへ乗り換えるのが面倒な場合や、Trip.comのポイントを貯めたい場合は、アプリの「価格アラート」を活用しましょう。
特定のホテルを登録しておくと、価格が下がった瞬間にプッシュ通知が届きます。宿泊日まで余裕があるなら、一度下がったタイミングで予約をキャンセルして取り直す(再予約する)ことで、実質的に最低価格での宿泊が可能になります。
Trip.comの最低価格保証に関するよくある質問

Q1:航空券も最低価格保証の対象になりますか?
A:はい、対象となる場合があります。 ただし、ホテルよりも条件が厳しく、便名、予約クラス、手荷物の規定(LCCなど)、変更・キャンセル条件がすべて一致している必要があります。
Q2:申請してから結果が出るまでどのくらいかかりますか?
A:通常は24時間〜72時間以内です。 週末や連休を挟む場合はもう少し時間がかかることがありますが、比較的スピーディーに対応してくれます。
Q3:スクリーンショットを撮る際に注意すべきことは?
A:PCでの撮影を強くおすすめします。 スマホだと情報が分割されやすく、審査官が「偽造」や「情報の欠落」を疑う原因になります。PCブラウザでURL、システム時計、全プラン内容、最終合計金額を1枚に収めるのが、もっとも承認率を高めるテクニックです。
Q4:クーポンを利用して予約した場合でも申請できますか?
A:可能です。 ただし、最低価格保証の審査は「クーポン適用前の元値」同士で比較されます。クーポンを使ってすでに他社より安くなっている場合は、当然ながら差額は発生しません。あくまで「ベースの料金」で他社が安い場合に、その差を埋めるための制度です。
こちらの記事が参考になります。
Trip.comのキャンセル・返金はいつ?手順と戻らない時の対処法
Trip.comの最低価格保証を使いこなして旅に出よう!

Trip.comの最低価格保証は、ルールさえ理解すれば心強い味方です。
- 予約から24時間以内に動くこと
- キャンセル規定まで完璧に一致させること
- 税・サ込の最終画面をURL付きでスクショすること
この3点さえ守れば、損をすることはありません。もし申請が通らなくても、無料キャンセル期間内なら「予約の取り直し」という最終手段があります。まずは恐れずに、Trip.comのアプリで気になるホテルをチェックしてみましょう。