
シンガポール旅行を計画中の方へ。現地のインターネット接続はどうしますか?SIMカードの交換不要で設定も簡単な「eSIM」が断然おすすめです。しかし、多くのサービスがあってどれを選べば良いか迷いますよね。
この記事では、シンガポールで使える人気のeSIMを7社まとめました。短期滞在の3日間・5日間・1週間プランの料金を比較します。最適なeSIMを見つけて、快適なシンガポール旅行を実現しましょう!
シンガポールのeSIMとは?
eSIMとは、Embedded(埋め込み) SIMという意味です。従来の物理的なSIMカードと異なり、内部に組み込まれている電子的なSIMのこと。日本では2018年にeSIM対応端末が導入され、以降は利用者が急増中。
従来のSIMカードは物理的に挿入する必要がありましたが、eSIMはそのような面倒な手間は一切不要です。スマホ内にQRコードをダウンロードするだけで、シンガポールで自由にインターネットに接続可能。まさに、シンガポール旅行で必要な「新常識アイテム」といえます。
比較 | eSIM | SIMカード |
SIMの差し替え | 不要 | 必要 |
申し込みから利用開始 | 最短当日 | 3~5日 |
対応機種 | 対応機種が少ない | 対応機種が多い |
申し込み後のキャンセル | できない | できる |
シンガポールeSIM料金の目安|3日間・5日間・1週間

シンガポール旅行でのeSIM料金は滞在日数によって異なりますが、一般的に以下のようになっています。
3日間プラン
- 少量データ(1GB未満):約800円~1,500円
- 標準データ(1-3GB):約1,000円~2,000円
- 大容量(5GB以上):約1,800円~3,000円
5日間プラン
- 少量データ(1-2GB):約1,200円~2,200円
- 標準データ(3-5GB):約1,800円~3,000円
- 大容量(8GB以上):約2,500円~4,000円
1週間プラン
- 少量データ(2-3GB):約1,500円~2,800円
- 標準データ(5-10GB):約2,500円~4,500円
- 大容量(15GB以上):約3,500円~6,000円
料金はデータ容量や通信速度制限の有無、サポート体制などによって変動します。日本語サポートがあるサービスは若干割高になる傾向があります。短期旅行なら3-5GB程度、長期滞在や動画視聴が多い場合は、無制限プランがおすすめです。
シンガポール旅行でおすすめのeSIM7選
1.Trip.com

Trip.comは、200以上の国と地域に展開している世界最大の旅行サイトです。Trip.comのシンガポールのeSIMは1日〜30日間のプランがあり、データ容量も細かく選べるので初心者でも設定が簡単です。
価格は5日間/3GBで約750円~とリーズナブル。アプリからすぐに購入・設定できます。フライトやホテルと一緒に手配すると便利です。
→Trip.comのeSIMはこちら
2.SkySiM

引用:SkySIM
SkySIMは、面倒やアプリのダウンロードなどは一切不要。現地ですぐ使える点が人気です。データ通信速度が安定していて、SNSやマップアプリもスムーズです。
シンガポールなら3日間/500MBプランで約1,400円~と分かりやすい料金体系。データが足りなくなったら、現地でLINEから追加購入できるのも安心ポイントです。
→ SkySiMのeSIMはこちら
3.トリファ

引用:トリファ
トリファは、世界200ヵ国の「eSIM」が購入できる安心の会社です。シンガポールだけでなく、マレーシアやタイなど東南アジア各国でも使えるプランがあります。
24時間日本語対応のチャットサポートもあるので、eSIMが初めてでも安心。もしもうまく設定できないときは、「あんしんキャンセル」に加入すると、理由を問わず自由にキャンセルできる点も人気です。
→トリファのeSIMはこちら
4.airalo

引用:airalo
airaloは2019年に設立された、世界初のeSIMストアです。2024年3月時点でユーザーは1000万人以上。通信エリアは200か国と地域で使えます。
シンガポールなら3日間/3GBプランで約8.50アメリカドル。Google口コミは4.5を超えており、世界中の旅行者から支持されているeSIMです。
→airaloのeSIMはこちら
5.Nomad SIM

引用:Nomad SIM
Nomad SIMは世界190カ国以上で使えるグローバルなeSIMです。Nomad のトラベル eSIM で 5G/4G/接続なので通信速度が速く、オンラインゲームやビデオ通話も快適に楽しめます。
料金の目安は、7日間/1GBで約4アメリカドル~。短期滞在でも長期旅行でも、豊富なプランが選べます。
→ Nomad SIMはこちら
6.Klook

引用:Klook
旅行のアクティビティ予約サイトといえばKlookです。eSIMに限らず、観光チケットやアトラクション予約と一緒に手配できるので便利。QRコードをスキャンせずにシンガポールのeSIMをKlookアプリに直接インストールします。
→Klookはこちら
7.Holafly(オラフライ)

引用:Holafly
HolaflyのeSIMは1日、3日間、5日間、7日間など短期から、30日間、90日間まで滞在期間に合わせて利用期間を選択できます。もちろん、急な予定変更にも対応可能。
しかも、1日あたり最大500MBのデータ通信を、一緒に旅行しているメンバーと共有できます。24時間カスタマーサポートもありますので、初めてのシンガポール旅行でも安心です。
→Holaflyはこちら
シンガポールeSIMの使い方・設定方法5STEP
ここでは、Trip.comのシンガポールeSIMの使い方・設定方法を5つにわけて解説していきます。ひとつずつ、クリアしていきましょう。
STEP1:機種に対応しているか確認する
シンガポールのeSIM製品を購入する前に、お使いの携帯電話がeSIMに対応しているかどうかを確認してください。eSIMは商品によって対応している機種が異なるからです。
この記事では、シンガポール旅行に強いTrip.comのeSIM対応機種一覧を紹介します。最新のiPhoneから人気のSamsungシリーズ、Google pixelまで幅広く対応していますので、お手持ちの機種名があるかどうかご確認ください。
→確認はこちら
STEP2:購入画面で希望の日付・容量を選ぶ
次に、購入画面から希望の日付とeSIM容量を選びましょう。たとえば、2泊3日のシンガポール旅行なら3日間がおすすめです。
容量はインターネットをどれくらい使うかによりますが、一般的なメールやSNSの投稿、小時間の動画を見るくらいなら、1日あたり1GB~2GBあれば充分でしょう。
選択後、今すぐ予約ボタンをクリックしてください。
STEP3:連絡先を記入する
次に、eSIM購入にあたって必要な連絡先を記入してください。とくに、メールアドレスは間違えないように注意しましょう。間違ったアドレスを登録すると、eSIMのQRコードが届きません。
記入後、予約ボタンをクリックします。
STEP4:eSIMをインストールする
読み込む前にスマートフォンのホーム画面の「設定」を開き、モバイル通信(IOS)あるいはSimカード管理(Android)を選択してください。モバイル通信プランを追加(ios)、あるいはSimカード管理(Android)をタップし、モバイル通信のインストールに同意が必要です。
その後、登録したメールにeSIMのQRコードが届きますので、お手持ちのスマートフォンで読み込みましょう。“Welcome to Billion Connect!”とポップアップが表示されたら「OK」をタップ→設定完了です。
シンガポール用eSIM(見本)
iPhoneの場合
iPhone を使用している場合は、次の手順を実行します。
- eSIM を eSIM 対応デバイスに追加するには、[設定] -> [モバイル/モバイル] -> [モバイル/モバイル プランの追加] に移動します。
- 受信したQR コードをスキャンします。「認証済み携帯電話プラン」という小さなポップアップが表示されたら、「OK」をクリックしてください。
androidの場合
androidをデバイスに追加するには、次の手順を実行します。
- [設定] -> [ネットワークとインターネット] -> [モバイルネットワーク] -> [詳細設定] -> [キャリア] -> [キャリアの追加] に移動します。
- 受信した QR コードでキャリアを追加します。 「電話番号が追加されました」という小さなポップアップが表示されたら、「完了」をクリックしてください。
- これで完了です。デフォルトでは、eSIM は有効になります。
STEP5:データローミングをオンにする
シンガポールに到着したら、データローミングをオンにしましょう。しばらくすると、インターネット通信ができます。ネットワークに接続されない場合は、機内モードをオンオフの切り替え、あるいスマートフォンを再起動してください
シンガポール用eSIMの設定は以上です。
もしも、使い方でお困りごとがございましたら、Trip.comの24時間サポートにご連絡ください。メールに以下のようなボタンがございますので、チャットにて対応させていただきます。
シンガポール用eSIMはたくさんありますが、中でもTrip.comのeSIMは利用者から高い評価を受けています。
- すぐに繋がった!
- 初めてでもかんたん
- サポートがあって助かった
ぜひ、Trip.comのeSIMを使った方の声をご覧ください。
すぐにメールで届きましたし、現地でも飛行機がついた瞬間に操作すればすぐ使えます。借りに行く手間もないし、安いし便利すぎました!次の海外もぜったいeSIMにします。
1日1Gのを選択しました。3日目速度制限?がかかってGrabを呼べなくなったので無制限にすれば良かったとあとで思いました。ただ基本的には遅くなることもなくとても便利に使えました!
説明通りに簡単に操作できました!物理simより簡単でおすすめです。シンガポールではどの場所でも問題なかったです。
普通に使用できました。ただ使える携帯が限られているので、買う前にはその確認が必要です
→Trip.comのeSIMはこちら
シンガポールeSIMの使い方における注意点

シンガポール用eSIMのQRコードは、一度しかスキャンできない点にご注意ください。一度削除してしまうと再度の読み取はできず、新たに購入する必要がございます。
万が一キャンセルを希望する場合は、eSIM会社にご連絡ください。会社によっては手数料が必要となります。
シンガポールでeSIMを使うメリット・デメリット

メリット
シンガポール旅行でeSIMを使う最大のメリットは、物理的なカードがないことです。紛失や破損の心配は一切ありません。従来のSIMカードは小さくて無くしやすく、取り付け時に落としてしまうこともありましたが、eSIMならそんな心配は無用です。
さらに、デュアルSIM機能を活用すれば、日本のSIMとシンガポールのeSIMを同時に使えます。これにより、日本の電話番号を維持しながらシンガポールでデータ通信ができるので、LINEやメッセンジャーでの連絡がスムーズ。複数国を巡る旅行でも、その都度SIMを入れ替える手間がなく便利です。
デメリット
eSIMのデメリットは、すべての端末がeSIMに対応しているわけではないこと。とくに、古い機種や安価なモデルではeSIMが使えない場合が多いので、事前にスマホが対応しているか確認が必要です。
また、eSIMは複数の端末で共有できません。友達と一緒に使ったり、スマホとタブレットを切り替えて使ったりすることができないのは不便です。多くのeSIMプランは電話番号がついていないか、別料金となっています。そのため、現地のレストラン予約やホテルへの連絡など、通話が必要な場面では不便を感じるかもしれません。
▼eSIMのメリット・デメリット▼
メリット | デメリット |
到着後すぐにネットが使える | •対応機種が限られている |
紛失や破損の心配がない | •複数の端末で共有できない |
複数の国訪問時もSIM入れ替えの手間なし | •電話番号が付属していない場合が多い |
シンガポール旅行ならeSIMは必須アイテム

シンガポール旅行を計画しているなら、eSIMは間違いなくあなたの必須アイテムです。シンガポールを最大限に楽しむためには、インターネットは欠かせません。ぜひ、次世代の新アイテムとなるeSIMを使って、シンガポールを思いっきり満喫しましょう。
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