「急な用事で旅行に行けなくなった…」
「予約したホテルのキャンセル料はいくら?」
こんな不安を抱えていませんか?
結論から言うと、Trip.comのキャンセル料は一律ではありません。「いつキャンセルするか」と「どのプランを選んだか」によって、全額返金されるか、一銭も戻らないかという天と地ほどの差が生まれます。
この記事では、Trip.comの複雑なキャンセル規定を紐解き、以下のポイントを徹底解説します。
- ホテル・航空券のキャンセル確認方法
- アプリで迷わず返金申請する具体的な手順
- 実際に口座にお金が入るまでの日数
損をせず確実に返金を受けるためにも、正しいルールを確認してください。
Trip.comのキャンセル料はいつから?

Trip.comのキャンセル料は、一律で決まっているわけではありません。予約した「プラン」や「航空会社」の規定が最優先されます。
ここでは、ホテル、航空券、その他のサービス(鉄道・ツアー)の3つに分けて、キャンセル料が発生するタイミングとルールを解説します。
1.ホテルの場合

ホテル予約においてもっとも重要なのは、「キャンセル無料期間」がいつまでかという点です。
Trip.comの検索結果や予約確認画面には、緑色のタグで「無料キャンセル」と表示されているプランがあります。このタグがある場合、指定された日時まではキャンセル料が0円です。
しかし、その日時を1分でも過ぎると、宿泊費の100%がキャンセル料として請求されるケースが大半です。
| プランの種類 | キャンセル料のタイミング | 返金額の目安 | 特徴・注意点 |
| 無料キャンセル | 指定日時の後から発生 | 期限前:全額返金期限後:返金なし | 予定が変わる可能性があるならこれ一択。「現地時間」か「日本時間」か要確認。 |
| 条件付きキャンセル | 段階的に発生(例:3日前から) | 時期により変動(50%〜100%) | 宿泊日が近づくにつれてキャンセル料が上がるタイプ。 |
| 返金不可 | 予約確定の瞬間から発生 | 0円(返金なし) | 料金は最安値だが、病気や急用でも一切返金されないリスクがある。 |
2.航空券の場合

航空券のキャンセル料は、「航空会社の規定」+「Trip.comの手数料」の合計額になることが一般的です。
特に注意が必要なのはLCC(格安航空会社)です。LCCは基本的に「キャンセル=返金なし」が前提です。一方、JALやANAなどのレガシーキャリア(FSC)でも、早期割引などの安いチケットはキャンセル料が高額に設定されています。
Trip.comアプリのフライト詳細画面にある「キャンセル・変更規定」を必ずタップして、「払い戻し額」のシミュレーションを確認してください。
▼タイプ別キャンセル料の目安表▼
| 航空会社 | キャンセル可否 | キャンセル料の目安 |
| LCC(格安航空) | ほぼ不可 | 運賃の100% |
| FSC(割引運賃) | 条件付き可 | 運賃の30%〜60%+Trip.com手数料 |
| FSC(正規運賃) | 可 | 数千円〜+Trip.com手数料 |
3.その他の場合|鉄道・レンタカー・現地ツアー

Trip.comでは、中国や韓国の鉄道、現地の入場チケットなども予約可能です。これらもサービスごとにルールが明確に異なります。
Trip.comの「中国鉄道」は、出発までの残り時間によってキャンセル料(手数料)のレートが細かく変動するシステムを採用しています。
ツアーやチケット系は「使用日の○日前まで」という基準が多いですが、QRコード発行型のチケットなどは「発券後は即キャンセル不可」となるケースもあるため注意が必要です。
| サービス | キャンセル料 | 具体的なルール |
| 中国鉄道 | 段階変動制 | ・発車8日前まで:無料 ・48時間以上前:5% ・24〜48時間前:10% ・24時間以内:20% |
| 韓国鉄道(KTX) | 定額・定率 | 出発前なら数百ウォン(数十円)程度の手数料でキャンセル可能な場合が多い。 |
| レンタカー | 日時指定制 | 貸出の48時間前までは無料、それ以降は100%など。業者により異なる。 |
| 現地ツアー・入場券 | 商品による | 「使用日前日まで無料」のものと、「予約確定後は一切不可(ディズニー等)」に二極化する。 |
Trip.comでキャンセル料が免除されるケース

通常は規定通りのキャンセル料が発生しますが、自分の意思ではない「不可抗力」や「サイト側の不手際」の場合、特例として全額返金されるケースがあります。泣き寝入りする前に、該当するか確認しましょう。
1.台風や欠航など「不可抗力」によるトラブル
多い全額返金ケースは、航空会社の都合や自然災害によるフライトキャンセルです。
- フライトの欠航・大幅遅延: 航空会社が欠航を決定した場合、LCCであっても原則として全額返金(または振替)の対象になります。
- 自然災害(台風・地震): 現地へ行く手段が断たれた場合、ホテル側が情状酌量としてキャンセル料を免除してくれることがあります。
【重要】
アプリ上で、勝手に判断してキャンセルボタンを押さないでください。「自己都合キャンセル」とみなされる恐れがあります。必ず航空会社からの欠航通知や、Trip.comからの特別対応のお知らせを待つ、もしくはサポートへ「欠航による払い戻し申請」を行ってください。
Trip.com独自の「サービス保証」とは
Trip.comには独自の「サービス保証」制度があります。これはユーザーのミスではなく、Trip.comや施設側のミスでトラブルが起きた場合にお金が戻ってくる仕組みです。
- オーバーブッキング: ホテルに着いたのに「予約が入っていない」「満室だ」と言われた場合。
- 設備不備: 予約した部屋タイプと全く違う(海側を予約したのに山側だった、など)場合。
これらの場合、Trip.comのカスタマーサポートへ連絡すれば、全額返金や代替ホテルの手配を行ってくれる可能性が高いです。
【3ステップ】Trip.comのキャンセル手順

ここでは、もっとも手順が複雑になりがちな「フライト(航空券)」を例に、アプリでの操作手順を3ステップで解説します。また、キャンセル手続き後、実際にお金が戻ってくるまでの日数を表にまとめました。
フライトのキャンセル申請手順!アプリ操作の3段階
Webサイトでも可能ですが、アプリの方がステータス管理がしやすいため推奨します。
- 予約詳細画面へのアクセス アプリ右下の「アカウント」>「すべての予約」をタップ。キャンセルしたいフライトを選択し、詳細画面を開きます。
- 「払い戻し」ボタンの選択と理由入力 画面中央にある「払い戻し」ボタンをタップします(※「キャンセル」という表記の場合もあり)。搭乗者と区間を選択し、キャンセル理由(自己都合、病気、欠航など)を選びます。
- 返金金額の最終確認と確定 ここが最重要です。 画面に「払い戻し予定額」が表示されます。もし「¥0」と表示されていたら、返金はありません。金額を確認し、納得した上で「提出」ボタンを押してください。これで申請完了です。
Trip.comのキャンセル料の返金はいつ頃?

「Trip.comから返金処理完了のメールが来たのに、口座にお金がない!」という問い合わせが非常に多いです。 Trip.comが処理を終えてから、カード会社や銀行が実際に着金処理をするまでにタイムラグがあります。
▼返金までの所要日数目安▼
| 支払い方法 | Trip.comの処理 | 実際の着金 | 特徴・注意点 |
| クレジットカード | 申請後すぐ〜3営業日 | 1〜2ヶ月後 | 締め日の関係で、翌月または翌々月の相殺・返金になるケースが一般的。 |
| デビットカード | 申請後すぐ〜3営業日 | 即時〜45日 | カード会社により差が激しい。早いと数日だが、海外利用扱いで遅くなることも。 |
| Trip coins | 即時 | 即時 | トリップコインで支払った分は、即座にアカウントに戻るため次にすぐ使える。 |
| コンビニ決済 | 申請後、口座登録案内あり | 1〜2週間 | 指定した銀行口座への振り込みとなるため、少し手間と時間がかかる。 |
Trip.comがキャンセル不可でも諦めないで!

Trip.comで「返金不可プラン」を予約してしまったけれど、どうしてもキャンセルしなければならない。そんな時、100%無理とは限りません。わずかながら交渉の余地はあります。
交渉可能な例外パターン
Trip.comはあくまで旅行業者なので、決定権は「ホテル」や「航空会社」にあります。以下のような正当な理由がある場合、Trip.com経由でホテルに相談すると、特例でキャンセル料が免除されることがあるでしょう。
- 本人や同行者の急病・入院: 医師の診断書(英語が望ましい)が必要です。
- 身内の不幸: 会葬礼状などの証明書が必要です。
- ビザの却下: 大使館からの証明書があれば、航空券のキャンセル料が緩和される場合があります。
Trip.comカスタマーサポートへの相談
交渉やトラブル時は、アプリのチャットまたは電話でサポートに連絡します。Trip.comは日本語サポートが24時間体制(年中無休)で稼働しているのが強みです。
- アプリ内チャット(推奨): 予約詳細画面からアクセス可能。翻訳機能もあり、証拠画像の送信もスムーズです。履歴が残るため、「言った言わない」のトラブルも防げます。
- 日本語カスタマーサポート(電話):
- 日本国内から:0120-925-780(フリーダイヤル)
- 緊急時は電話が早いですが、混雑時はチャットの方が繋がりやすい傾向にあります。
Trip.comのキャンセル料に関するよくある質問

最後に、キャンセルに関してユーザーがよく疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。
Q1. キャンセル料の領収書は発行できますか?
A. はい、可能です。 アプリまたはPCサイトの予約詳細画面から「領収書の発行」を選択します。キャンセル料が発生した場合、その金額分の領収書をPDFでダウンロードできます。出張精算などで必要な場合も安心です。
Q2. 返金手続き完了のメールが来たのに入金されません。
A. カード会社の処理待ちの可能性が高いです。 前述の表の通り、クレジットカードへの返金は1〜2ヶ月かかることが一般的です。Trip.com側のステータスが「払い戻し完了」になっていれば、Trip.comの手続きは終わっています。それ以上待っても戻らない場合は、カード会社へ問い合わせてください。
Q3. キャンセルではなく日程変更なら無料ですか?
A. いいえ、有料もケースもあります。 「変更」であっても、一度キャンセルして予約し直す扱いになることが多く、キャンセル料と同等の「変更手数料」がかかります。さらに、変更後の日程の料金が高い場合は、その差額も支払う必要があります。
Q4. Trip coinsを使った予約の返金はどうなりますか?
A. コインはアカウントに返還されます。 キャンセルが成立した場合、使用したTrip coinsは払い戻されます。ただし、返還された時点でコインの有効期限が切れている場合は、そのまま消滅することもあるため注意が必要です。
Trip.comはキャンセル規定の事前確認でトラブルゼロへ

Trip.comのキャンセル料は、予約した商品やプランによって「全額戻る」か「1円も戻らない」かがはっきり分かれます。
- 予約時は「緑色の無料キャンセルタグ」があるか確認する
- 航空券はLCCなら返金なしが基本と心得る
- キャンセル申請前に必ず「払い戻し予定額」の画面を見る
この3つを徹底すれば、予期せぬキャンセル料トラブルは防げます。もしもの時は、手厚い日本語サポートや交渉の余地があることも覚えておき、上手にTrip.comを活用しましょう!